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ユーザー定義テンプレートを利用する際によくあるトラブルとその解決方法を案内します。
1. 書類表示に関するトラブルシューティング
◾️ユーザー定義テンプレートを使って作成した書類が、想定通りの表示にならない
ユーザー定義テンプレートでは、テンプレートのベースとなるExcelファイルの設定が書類上に反映されることがあります。
書類上の表示形式が想定の通りにならない場合、Excelファイル上の設定内容が引き継がれる項目でないかをご確認ください。
ここではよくある具体的なケースをご案内します。
詳細、その他の仕様については「テンプレートの注意事項」をご確認ください。
数字
数値の小数点以下が表示されない
数値がカンマ区切りにならない
日付
日付表示が英字で表示される
日付の表示形式を変更したい
時刻まで表示される/ 時刻は非表示にしたい
通貨
MakeLeaps上で単位をUSDに設定しても¥として表示される
通貨記号が表示されない
その他セル内の表示
明細行の2行目が途切れる
備考欄の内容が全て表示されない
取引先名が改行される
項目が###で表示される
<対応方法>
Excelファイル上のセルの書式設定、配置、高さや列幅を調整してください。
Excelファイルの調整が必要な場合の操作については、「[FAQ] ユーザー定義テンプレートの内容を修正したいです。」を参照してください。
※フォント種類はExcelファイル上の設定を反映させることができません。
※Excelファイル上の該当の変数部分の書式設定が反映されます。このため、明細行ごとの設定変更や条件による表示分けなど、Excelの機能範囲を超える設定には対応できません。(例:小数点以下の表示設定を行っているが、整数の場合だけ小数点以下を表示しない など)
※Excelの設定方法・操作方法についてはサポート対象外です。
◾️プレビューすると全ての内容が表示されない
ユーザー定義テンプレートを使用した書類出力が途切れてしまい、全体が表示されない場合、テンプレートの元となるExcelファイルの印刷範囲を確認してください。
印刷範囲は個別のテンプレート詳細ページ>「注意」と記載されているメッセージ内容から確認することができます。
以下のように、セル単位で印刷範囲が指定されている場合には、出力内容が印刷範囲を超えている可能性があります。
例:
A1からG56までを印刷範囲とすると、明細行などが多い場合に57行目以降の内容が出力されません。
<対応方法>
Excelファイル上の印刷範囲を列単位に指定した上で再度Excelファイルのアップロードを行ってください。
Excelファイルの調整が必要な場合の操作については、「[FAQ] ユーザー定義テンプレートの内容を修正したいです。」を参照してください。
◾️書類の2ページ目以降に明細行のヘッダーが表示されない
Excelファイルの印刷設定で「タイトル行」を指定することで、書類の2ページ目以降にも明細行のヘッダーを表示することは可能ですが、Excel仕様の通り全てのページに指定したタイトル行が表示されます。
例:3ページ目には備考欄しか存在しない場合にも、ヘッダー行が表示される
ご利用の場合には、上記仕様をあらかじめご理解ください。
2. その他のトラブルシューティング
◾️ 「印刷範囲が設定されています 'XX:××'。注意事項についてヘルプセンターをご参照ください。」のメッセージが表示される
ユーザー定義テンプレートのExcelファイルをMakeLeaps上にアップロードすると、以下のように「印刷範囲が設定されています 'XX:xx'。注意事項についてヘルプセンターをご参照ください。」とメッセージが表示されます。
以下のように印刷範囲の指定内容を確認してください。
①印刷範囲として列が指定されている場合(例:A:G)
範囲として指定されている列内にテンプレートのレイアウトが収まっていることを確認してください。
問題がなければこのままテンプレートを保存し、適用操作に進んでください。(問題がない場合でも引き続きメッセージが表示されます)
②セル単位で印刷範囲が指定されている場合(例: A1: G56)
MakeLeapsでは非推奨の印刷範囲指定です。
①のように印刷範囲を列単位のものに指定し、再度Excelファイルのアップロードを行ってください。
印刷範囲として行番号を指定していると、範囲外の行番号が出力されなくなります。
例えば特定の書類で明細行数が増えた時など、出力が印刷範囲を超える場合に途中で途切れて出力されます。
その他、ユーザー定義テンプレートご利用時注意事項を含む詳細については「ユーザー定義テンプレート:はじめにお読みください」を参照してください。
◾️ テンプレートが削除できない
書類、もしくは定型パターンにテンプレートが適用されている場合には、「このカスタムテンプレートはすでに書類もしくは定型パターンに使われています」というメッセージが表示され、対象のテンプレートを削除することができません。
この場合には以下のいずれかの方法で対応してください。
①テンプレートの無効化
テンプレートを無効化することで、書類作成・編集時にテンプレートとして選択できなくなります。
②定型パターン・書類に設定されたテンプレートを変更した上で削除
削除したいテンプレートが適用されている書類・定型パターンのテンプレート設定を全て別のものに変更することで、テンプレートを削除することができるようになります。
注意:適用されているテンプレートから書類や定型パターンを検索することはできません。対象のテンプレートを適用した書類・定型パターンの数が多い場合にはテンプレートの無効化を推奨します。
◾️ 追加項目として指定した変数に「無効な変数です」というエラーが発生する
ユーザー定義テンプレートを追加する際に、追加項目について以下のように「無効な変数です」というエラーが表示される場合があります。
この場合には、以下について確認してください。
① 追加項目が登録されているか
Excelファイル上にある追加項目が、MakeLeapsの追加項目として登録されているかを確認してください。
対応:
MakeLeaps上の追加項目として登録がない場合には、Excelファイル上の変数内の識別キーと同一の識別キーにて、MakeLeaps上で追加項目を追加してください。
追加方法については「追加項目を作成する」を参照してください。
例:
<MakeLeaps上の追加項目>
<Excelファイル>
<エラー>
<対応>識別コード「memo」の追加項目追加
② 識別キーが正しく入力されているか
MakeLeaps上に追加項目の登録がある場合は、Excelファイル上の変数に含まれる識別キーの内容がMakeLeaps上の登録内容と相違していないか確認してください。
対応:
相違がある場合には、MakeLeaps上の登録内容、もしくはExcelファイル上の記載内容を変更し、識別キーが同じになるようにしてください。
例:MakeLeaps上の追加項目の識別キーとExcel上の変数に相違がある場合(itemとnumberの間に”_”を入れずにテンプレートを登録しようとした場合)
<MakeLeaps上の追加項目>
<Excelファイル上の変数>
<結果>
<対応>MakeLeaps上とExcelファイル上の識別キーを同じものにする
③変数の記載方法が正しいか
1, 2ともに問題がない場合、Excelファイル上の変数記載方法に誤りがある可能性があります。Excel ファイル上の変数が正しく記載されているか確認してください。
対応:
以下の例のように、識別キーをそのままExcel ファイルに記載するとシステム上で認識することができずエラーになります。
以下の記載ルールにしたがって変数を入力してください。
例:識別キーをそのままExcel ファイル上に書き込んでいる場合
<MakeLeaps上の追加項目>
<Excel ファイル上の変数>
<結果>
<対応>
変数を追加項目であることを示す[[item.ex.識別キー]]の形式に変更する。