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ユーザー定義テンプレート:はじめにお読みください
7か月以上前に更新



概要

「ユーザー定義テンプレート」は、MakeLeapsで用意したサンプルのExcelファイル、またはご自身で規定に沿って作成したExcelファイルを、MakeLeapsへアップロードすることでテンプレートを作成できる機能です。

Excelファイル上の任意の箇所へ対応可能な変数を記入することで、MakeLeapsの書類上のデータを書類PDFへ反映させることが可能です。

Excelファイル上で設定したデザイン、レイアウトやフォントサイズ・色などを書類PDF上へ反映させることができるので、より想定に近い書類を作成できます。

本機能を利用するためには、Excelの基本的な操作が必要です。

ご利用いただくにあたり、本記事の各項目に記載されている注意事項を予めご確認ください。

また、作成されたテンプレートについて、MakeLeapsではその内容が法的要件を満たしているかの検証を行いません。必要に応じて専門機関へお問い合わせください。

【ユーザー定義テンプレート例】

※ユーザー定義テンプレートの追加方法は「ユーザー定義テンプレートを追加する」をご参照ください。

サポート提供の注意事項

MakeLeapsでは以下のサポートに対応できませんので、あらかじめご了承ください。

  • Excelの機能及び操作方法に関する質問

  • 変数やExcel設定の調整など、独自のレイアウトに沿ったExcelファイルの作成方法

  • Excelファイルの動作確認

※MakeLeapsのサポートポリシーはこちらの案内をご参照ください。

追加可能なファイル規格

  • 形式:Excel(.xlsx)ファイル

    • 1つのExcelファイルに、1ワークシートのみ

  • ファイルサイズ:10MBまで・A4(縦) もしくは A4(横)

  • ファイル名:80文字以内

    • ファイル名の文字数は 「.xlsx」も含めてカウントされます。

    • 全角文字は1文字分としてカウントされます。

  • 変数が1つ以上設定されていること

PDFファイルの出力規格

  • ファイルサイズ:A4(縦) もしくは A4(横)

  • フォント:MakeLeaps内で設定したテンプレートの言語によって、出力フォントが決まります

    • 日本語のテンプレート:IPA P Mincho

    • 英語のテンプレート:Liberation serif

※Excel上でどのフォントに設定しても、PDFファイルの出力時に上記のフォントに変換されます。ファイルの出力時に、対応していない文字が含まれている場合は、他のフォントの表示や文字化けが発生する可能性がございます。

機能しなくなるMakeLeapsの設定

書類編集画面上でユーザー定義テンプレートが指定されている場合、一部MakeLeaps内の設定が機能しなくなり、設定を変更しても出力後の書類PDFに影響しないことがありますので、ご注意ください。

対象は次の通りです。

  • 会社情報に登録されたロゴ、社印

  • 書類作成・編集画面上にある、下記のチェックボックスの機能(書類種類によって表示されるチェックボックスが異なります)

    • 署名

    • この書類に社印を表示

    • 書類の合計金額などを表示

    • 項目ごとの金額や合計金額などを書類に表示

    • 通貨を書類に表示

    • 項目ごとに「税込」、「税抜」などを書類に表示

    • 軽減税率項目の説明を隠す

テンプレートの注意事項

テンプレートをカスタマイズをするにあたり、下記の注意事項を予めご確認ください。

書類PDF上に反映されるExcelの設定

  • ページ設定

    • 用紙サイズと向き(「A4縦」と「A4横」のみ対応)

    • 余白

    • ヘッダーとフッター(画像データ、MakeLeapsの変数を除く)

  • セル構造(各行の高さ、列の幅)

    • セルスタイルをどのセルにも適用していなくても、列の幅はセルスタイル「標準」の書式設定に影響されます。
      推奨設定:フォント「Arial」、文字サイズ「18」

  • フォント種類を除く、「セルの書式設定」:表示形式(テキスト・日付・通貨・数値)、フォントのサイズ/スタイル/色、罫線、塗りつぶしの色

  • 「セルの書式設定」>配置

    • 縦位置:上詰め、中央揃え、下詰め

    • 横位置:標準、左詰め(インデント)=0、左詰め(インデント)>0、中央揃え、右詰め(インデント)=0

  • セルの内容

    • 固定表記

    • 変数:MakeLeapsの書類の値に置き換えられたうえ、反映されます

    • 一つのセルで固定文と変数を混在させることも可能です。ただし、混在させる場合、表示形式設定にかかわらず、変数の値はデフォルトの形式で文字列として出力されます。(デフォルトの形式は記事「ユーザー定義テンプレート:利用可能な変数」をご参照ください)

  • 画像データ(Excel内で加工されていないデータに限る)

    • Excel内で画像の透明度などを指定すると、郵送代行時にエラーが起きて郵送できなくなる可能性があります。予め加工済みの画像データのみ、ご利用ください。

    • プロパティにて、セルに合わせてサイズを変更する設定にすると、出力内容によって画像のサイズが変わることがあります。推奨設定:「セルに合わせて移動するがサイズ変更をしない」

  • 挿入メニューより設定された改ページ

    • Excel上で明確に改ページを定義していない場合、Excelの印刷と同じようにPDFの改ページはコンテンツによって自動的に調整されます。特定の内容を同じページに出力したい場合は改ページを定義してください。

    • 制御文が記載されている行および制御文の間の行に、改ページを指定しても、改ページが反映されませんのでご留意ください。

  • 印刷範囲の指定:Excel上で印刷範囲が指定されている場合、PDFは印刷範囲の指定通りに出力されます。
    行/セルが印刷範囲に含まれていると、MakeLeaps上の入力量によってはPDFが正しく出力されない場合があるため、列のみの印刷範囲指定を行ってください。

    • 推奨:「A:I」(列のみの指定)

    • 推奨しない:「A1:I46」(セル単位での指定)
      *明細行が多い場合など、MakeLeaps上の入力内容がExcel上で指定した印刷範囲を超過すると、PDFが正しく出力されません。

  テンプレート保存時に表示される注意事項を確認し、
  現在の印刷設定が「推奨しない」に該当していないことを確認してください。

  また、以下は動作サポートしていないため、テンプレートの保存がでません。
  「A:I, O:M」「A1:I50, A55:I100」(シート内の複数範囲指定)
  印刷範囲を修正し、テンプレートを保存してください。

行の高さについて

  • セルの結合がない場合:行の高さはExcel上で定義された高さで出力されます。「自動調整」と「固定」の2パターンがあります。

  • セルの結合がある場合:通常Excelでは行の高さが自動的に「固定」されますが、MakeLeapsでは一部のケースにおける行の高さの調整を可能にしました。

    • 1行に複数列のセルを結合している:行の高さはExcel上で定義された高さで出力されます。データの出力行数に合わせて行の高さを自動的に変更させたい場合は、あらかじめExcelで「自動調整」を指定してください。

    • 複数行のセルを結合している:行の高さが「固定」のままになります。

  • Excelの行ごとの出力は、ページを跨ぐことがありません。セル内のテキスト量によって、行の高さがページの余白を超える場合、その行のテキスト全体が次のページへ出力されることになります。また、セル内のテキスト量が 1ページを超える高さになる場合、次のページにテキストの続きの出力がされず、途中で途切れます。推奨対応:

    • フォントサイズを小さくするなどの設定

    • 複数行にテキストを分散させること

反映されない設定などについて

Excelファイル内で下記の設定を行っても反映されない、もしくはエラーが表示されることがありますので、利用しないでください。

機能しない:

  • セルの数式(例:「=C3+D3」、「=concat(C1,C2)」)

  • 条件付き書式

  • セルの書式設定

    • 配置>水平方面の配置>「右詰め(インデント)」

    • 表示形式>「日付」分類>「*2022年7月1日」など「*」(アステリスク)がついている種類

  • [改ページ プレビュー] でマウスで改ページを移動させる

  • セルの入力規則

機能するが、サポート対象外:(お客様ご自身にてテストを実施してください)

  • セルの書式設定>表示形式「ユーザー定義」で分類されるもの

また、下記の記載が含まれる行はPDF上に出力されません。同一行に書類上の項目名や項目内容、変数を記載、または重複する範囲内に画像を配置しないようご留意ください。

  • [[loop …]]

  • [[if …]]

  • [[endif]]

  • [[endloop]]

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