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1.概要
※ユーザー定義テンプレートの機能および追加方法は『ユーザー定義テンプレートを追加する』をご参照ください。
Excelファイル形式のテンプレートでは、書類のデータを表示したいセルに所定の変数を書き込む必要があります。
本記事では、利用できる変数をご案内します。
Excelに使用したい項目の変数( [[ ]] を含む)をExcelに直接書き込んでください。
また、書き込んだ変数には一貫した文字スタイルを適用してください。
2.利用する前の注意事項
[データの出力形式について]
Excelファイル上のフォント設定を除く「セルの書式設定」が原則反映されます。
「表示形式」の設定がないと、各変数の出力イメージの通り出力されます。
例:
「数値(半角)」の場合、数字のみが出力されますので、カンマ区切りや通貨記号を足したい場合はExcelファイルの書式で設定してください。
Excelファイルで任意の表示形式に設定の上、MakeLeapsへ追加してください。
詳細は『ユーザー定義テンプレート:基本のカスタマイズ』記事内の目次2.『カスタマイズをする前の注意事項』をご確認ください。
3.書類に利用可能な変数
こちらの変数は、書類の任意の場所に書き込むことができます。
ただし、明細行でこちらの変数を使うと、すべての行に同じ内容が出力されますので、基本的に明細表では使いません。
MakeLeapsが提供する標準項目
<すべてのテンプレートで使用可能>
変数 | MakeLeaps内の表記名 | 出力形式 | 備考 |
[[document_number]] | 書類番号 | 文字列 |
|
[[date]] | 発行日 | 日付 | 固定文と併用時の出力イメージ:2022/07/20 |
[[date_due]] | お支払期限 | 日付 | 固定文と併用時の出力イメージ:2022/07/20 |
[[date_shipped]] | 納品日 | 日付 | 対象書類タイプ:納品書のみ 固定文と併用時の出力イメージ:2022/07/20 |
[[date_valid]] | 有効期限 | 日付 | 対象書類タイプ:見積書のみ 固定文と併用時の出力イメージ:2022/07/20 |
[[payment_date]] | 支払日 | 日付 | 対象書類タイプ:支払通知書のみ 固定文と併用時の出力イメージ:2022/07/20 |
[[project_name]] | 案件名 | 文字列 |
|
[[proviso]] | 但し | 文字列 | 対象書類タイプ:領収書のみ |
[[subtotal.amount]] | 小計 | 数値(半角) | 書類全体の税抜価格の合計 |
[[tax.amount]] | 消費税 | 数値(半角) | 書類全体の消費税額の合計 |
[[jp_withholding_tax.amount]] | 源泉所得税 | 数値(半角) |
|
[[total.amount]] | 合計金額 | 数値(半角) | 書類全体の税込価格の合計 |
[[message]] | 備考 | 文字列 |
|
[[ex.ml_last_invoice_amount.amount]] | 前回御請求額 | 数値(半角) |
|
[[ex.ml_last_paid_amount.amount]] | 御入金額 | 数値(半角) |
|
[[ex.ml_adjustment.amount]] | 調整額 | 数値(半角) |
|
[[ex.ml_carryover.amount]] | 繰越金額 | 数値(半角) |
|
[[ex.ml_amount_to_pay.amount]] | 今回御請求額 | 数値(半角) |
|
[[bank_details_header]] | お振込先(ラベル) | 文字列 | 対象書類タイプ:請求書のみ |
[[bank_details]] | お振込先(内容) | 文字列 | 対象書類タイプ:請求書のみ |
[[client_name]] | (取引先)社名 | 文字列 |
|
[[client_address.formatted]] | (取引先)住所 | 文字列 | 出力イメージ: [日本式表記] 〒153-0061 東京都目黒区中目黒3-1-5 YK中目黒ビル2F
[外国式表記] 2F YK Nakameguro Building 3-1-5 Nakameguro Nakameguro-ku Tokyo 153-0061 |
[[client_contact_department]] | (取引先)部門 | 文字列 |
|
[[client_contact_title]] | (取引先)肩書き | 文字列 |
|
[[client_contact_name]] | (取引先)連絡先名 | 文字列 |
|
[[client_name_with_honorific]] | (取引先)社名+御中 | 文字列 | 書類に連絡先名・部門・肩書きが入力されていない時のみ、「御中」がつきます。
出力イメージ: 株式会社サンプル 御中 |
[[client_contact_department_with_honorific]] | (取引先)部門+御中 | 文字列 | 書類に連絡先名・肩書きが入力されていない時のみ、「御中」がつきます。
出力イメージ: 経理部 御中 |
[[client_contact_name_with_honorific]] | (取引先)連絡先名+様 | 文字列 | 書類に連絡先名が入力されている時のみ、「様」がつきます。
出力イメージ: 検証太郎 様 |
[[client_phone_number]] | (取引先)電話 | 文字列 | 取引先に住所が登録されている時のみ、出力されます。 |
[[client_fax_number]] | (取引先)FAX | 文字列 | 取引先に住所が登録されている時のみ、出力されます。 |
[[client_tax_registration_number]] | (取引先)登録番号 | 文字列 |
|
[[partner_contact_name]] | (自社)社名 | 文字列 |
|
[[partner_address.formatted]] | (自社)住所 | 文字列 | 出力イメージ: [日本式表記] 〒153-0061 東京都目黒区中目黒3-1-5 YK中目黒ビル2F
[外国式表記] 2F YK Nakameguro Building 3-1-5 Nakameguro Nakameguro-ku Tokyo 153-0061 |
[[partner_fax_number]] | (自社)FAX | 文字列 |
|
[[partner_phone_number]] | (自社)電話 | 文字列 |
|
[[sending_contact_title]] | (自社)連絡先肩書き | 文字列 |
|
[[sending_contact_name]] | (自社)連絡先名 | 文字列 |
|
[[partner_tax_registration_number]] | (自社)登録番号 | 文字列 |
|
[[total.currency.code]] | 通貨(英字略称) | 文字列 | 書類の通貨の英字略称。
JPY、USDなど通貨を表す 3桁の英字略称が出力されます。通貨ごとの略称は「[FAQ] どの通貨に対応していますか。」記事を参考にしてください。 |
[[total.currency.symbol]] | 通貨(記号) | 文字列 | 書類の通貨の記号。
JPYの場合は「¥」、USDの場合は「$」、EURの場合は「€」、CNYの場合は「¥」。その他に関しては、MakeLeapsの書類作成・編集画面よりご確認ください。 |
<高度な税区分を利用しないテンプレートで使用可能>
変数 | MakeLeaps内の表記名 | 出力形式 | 備考 |
[[tax_data.10.subtotal.amount]] | 10%対象 | 数値(半角) | 10%消費税対象明細の税抜価格。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。 ※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.8.subtotal.amount]] | 8%対象 | 数値(半角) | 8%消費税対象明細の税抜価格。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。 ※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.0.subtotal.amount]] | 非課税対象 | 数値(半角) | 非課税対象明細の価格。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。 ※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.10.tax.amount]] | 消費税(10%) | 数値(半角) | 10%消費税対象の消費税額。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。 ※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.8.tax.amount]] | 消費税(8%) | 数値(半角) | 8%消費税対象の消費税額。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。 ※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.10.total.amount]] | ーー | 数値(半角) | 10%消費税対象明細の税込価格。
書類に自動計算が使われている場合のみ有効です。自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 単一税率のみ利用する時も表示することができます。 |
[[tax_data.8.total.amount]] | ーー | 数値(半角) | 8%消費税対象明細の税込価格。
書類に自動計算が使われている場合のみ有効です。自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 単一税率のみ利用する時も表示することができます。 |
<高度な税区分を利用するテンプレートで使用可能>
変数 | MakeLeaps内の表記名 | 出力形式 | 備考 |
[[tax_data.standard.10.subtotal.amount]] | 小計(標準10%) | 数値(半角) | 標準税率10%対象明細の税抜価格。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。
※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.reduced.8.subtotal.amount]] | 小計(軽減8%) | 数値(半角) | 軽減税率8%対象明細の税抜価格。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。
※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.non_taxable.0.subtotal.amount]] | 小計(非課税) | 数値(半角) | 非課税対象明細の価格。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。
※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.untaxable.0.subtotal.amount]] | 小計(不課税) | 数値(半角) | 不課税対象明細の価格。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。
※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.duty_free.0.subtotal.amount]] | 小計(免税) | 数値(半角) | 免税対象明細の価格。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。
※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.standard.10.tax.amount]] | 消費税(標準10%) | 数値(半角) | 標準税率10%対象の消費税額。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。
※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.reduced.8.tax.amount]] | 消費税(軽減8%) | 数値(半角) | 軽減税率8%対象の消費税額。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。
※単一税率利用時、自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。 |
[[tax_data.standard.10.total.amount]] | ーー | 数値(半角) | 標準税率10%対象明細の税込価格。
書類に自動計算が使われている場合のみ有効です。自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。 |
[[tax_data.reduced.8.total.amount]] | ーー | 数値(半角) | 軽減税率8%対象明細の税込価格。
書類に自動計算が使われている場合のみ有効です。自動計算が使われていない場合は、0が出力されます。
単一税率のみ利用する時も表示することができます。 |
書類の追加項目
テンプレートで、作成した書類の追加項目を使うことができます。
※追加項目の作成方法は『ユーザー定義テンプレート:追加項目を作成する』をご参照ください。
1テンプレートにつき、書類の追加項目を10個まで追加できます。
下記の書き方に沿って変数を記入してください。
変数の記入方法 | MakeLeaps内の表記名 | 出力形式 | 備考 |
[[ex.識別キー]] | 「追加項目」で設定した表示名 | 「追加項目」で設定した出力形式 (日付/ テキスト) | 具体例: [追加項目の識別キーが contract_no の場合] [[ex.contract_no]] |
[[ex.識別キー.amount]] | 「追加項目」で設定した表示名 | 「追加項目」で設定した出力形式 (通貨) | 具体例: [追加項目の識別キーが deposit の場合] [[ex.deposit.amount]] |
Excel上の記入例:
4.明細行で利用可能な変数
「明細表」とは、一般的に明細表のヘッダー行と、すべての明細/内訳における取引の明細、数量や金額などの情報を記載するエリアです。
こちらの変数は「明細」、「簡易明細」もしくは「見出し」の行のみでご利用いただけます。具体的には、 [[loop itemgroup.lineitems as item]][[endloop]] の間の「明細」、「簡易明細」もしくは「見出し」の行のことです。
MakeLeapsが提供する標準項目
変数 | MakeLeaps内の表記名 | 出力形式 | 備考 |
[[item.description]] | 明細名 | 文字列 |
|
[[item.quantity]] | 数量 | 数値(半角) | ※「明細」行にのみ使用できます。 |
[[item.quantity_unit]] | 単位 | 文字列 | ※「明細」行にのみ使用できます。 ※書類で入力があるときのみ、出力されます。 |
[[item.unit_cost.amount]] | 単価 | 数値(半角) | ※「明細」行にのみ使用できます。 |
[[item.price.amount]] | 価格 | 数値(半角) | ※「明細」「簡易明細」行にのみ使用できます。 |
[[item.tax_type]] | ーー | 文字列 | 税区分。出力イメージとその意味: ・「legacy_tax」:(旧)課税 ・「legacy_no_tax」:(旧)非課税 ・「standard」:標準 ・「reduced」:軽減 ・「non_taxable」:非課税 ・「untaxable」:不課税 ・「duty_free」:免税
※「明細」「簡易明細」行にのみ使用できます。 |
[[item.tax_rate]] | 税率 | 数値(半角) | 出力イメージ: 10%の場合は数字の「10」が出力されます |
[[item.counter]] | ーー | 数値(半角) | 見出し行を含む行の通し番号。
通し番号は、明細グループごとに採番されます。 |
[[item.total_items]] | ーー | 数値(半角) | トータルの行数。 行の通し番号と組み合わせて、下記のような設定が可能です。
[[item.total_items]] 行中 [[item.counter]] 行目 ↓↓↓ 5行中 1行目 として出力されます。
トータルの行数は、明細グループごとに算出されます。 |
[[item.document_item_counter]] | ーー | 数値(半角) | 見出し行を含まない行の通し番号。
こちらの通し番号は、「明細」と「簡易明細」の行のみをカウントします。 また、明細グループごとではなく、書類全体を通して採番されます。 |
[[item.document_total_items]] | ーー | 数値(半角) | 「明細」と「簡易明細」の行のみをカウントするトータルの行数。
明細グループごとではなく、書類全体を通して採番されます。 |
明細行の追加項目
テンプレートで、作成した明細行の追加項目を使うことができます。
※追加項目の作成方法は『ユーザー定義テンプレート:追加項目を作成する』をご参照ください。
1テンプレートにつき、明細行追加項目を6つまで利用できます。
下記の書き方に沿って変数を記入してください。
変数の記入方法 | MakeLeaps内の表記名 | 出力形式 | 備考 |
[[item.ex.識別キー]]
| 「追加項目」で設定した表示名 | 「追加項目」で設定した出力形式 (日付/ テキスト) | 具体例: [追加項目の識別キーが code の場合] [[item.ex.code]] |
[[item.ex.識別キー.amount]]
| 「追加項目」で設定した表示名 | 「追加項目」で設定した出力形式 (通貨) | 具体例: [追加項目の識別キーが cost の場合] [[item.ex.cost.amount]] |
Excel上の記入例:
5.「小計」など集計項目行で利用可能な変数
「明細表」とは、一般的に明細表のヘッダー行と、
すべての明細/内訳における取引の明細、数量や金額などの情報を記載するエリアです。
こちらの変数は、次の場合にご利用いただけます。
明細表の「小計」行
書類の「詳細設定」で「消費税率ごとに明細を分類する」を有効にした際の集計結果の行
変数 | MakeLeaps内の表記名 | 出力形式 | 備考 |
[[summary_box.description]] | ーー | 文字列 | 通常の出力イメージ: 小計
「消費税率ごとに明細を分類する」設定を指定している場合は、自動的に対象税率と小計の表記名で出力されます。 出力イメージ: 10%対象 消費税(10%) |
[[summary_box.price.amount]] | 価格 | 数値(半角) | 出力イメージ: 上記出力されたデータ項目に相当する実際の金額です。 |
6.明細サマリーで利用可能な変数
「明細サマリー」とは、下記のような書類の明細表の下に、消費税率ごとの「小計」「消費税」および全体の「合計」金額を表示する部分です。
こちらの変数は、明細サマリーでのみご利用いただけます。
変数 | MakeLeaps内の表記名 | 出力形式 | 備考 |
[[totalization.description]] | ーー | 文字列 | 出力イメージ: 消費税(10%) 消費税(8%) など、書類のデータによって、自動的に必要な内容が出力されます。 |
[[totalization.value.amount]] | ーー | 数値(半角) | 出力イメージ: 上記出力されたデータ項目に相当する実際の金額です。 |
小計などの項目ごとに、出力するレイアウトや表示/ 非表示を設定したい場合は、 [[tax_data.10.total.amount]] などの変数を使用することができます。詳しくは、書類に利用可能な変数よりご確認ください。また、その場合、[[loop totalization_rows as totalization]] と[[endloop]] の間に、当該変数を置く必要がありません。
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