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Peppol送信:書類を作成・送付する
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1. Peppol書類を作成する

本記事では、Peppol書類の作成・送付方法をご案内しています。

Peppol送信の概要については「Peppol送信: はじめにお読みください」を参照してください。

Peppol送信では、Peppolの規格に準拠したテンプレートでの書類作成が必要となります。以下の案内事項に従って、書類作成を行ってください。

◾️ はじめに

  • テストデータの送信禁止について:MakeLeapsでPeppol送信を利用いただく場合、Peppol本番環境のアクセスポイントに登録されます。この本番環境では原則テストデータの送受信が禁止されているため、実際の取引書類のみを送信するようにしてください。データ送信テストができる環境のご用意はございませんので、あらかじめご了承ください。

  • 書類の作成と送信を行うために、事前登録・設定が必要な事項があります。まず以下が完了しているかご確認ください。

  • 自社情報と取引先の初期設定:詳細については「初期設定」を参照してください。

◾️Peppol送信に対応した書類を作成する

・対応書類請求書のみ

※適格請求書(Peppol BIS Standard Invoice JP PINT)にのみ対応しています。

(支払い通知書[JP BIS Self Billing Invoice] 、売り手の登録番号が記載されない請求書、[JP BIS Invoice for Non-tax Registered Businesses] には未対応)

・対応テンプレート「[日] Peppol適格請求書(英語表記:[JA] Peppol Qualified Invoice)」のみ

上記テンプレートを選択すると、従来の仕様から変更される点があります。詳細については「Peppolテンプレート適用時の仕様」をご確認ください。

書類の具体的な作成手順については「書類作成の流れ」を参照してください。

◾️ Peppolテンプレート適用時の仕様

Peppolテンプレートを利用して書類を作成する場合、標準テンプレート選択時と比べて異なる項目、入力や設定に制限がかかる項目があります。

書類作成時には各項目の仕様や条件をご確認ください。

※書類保存がエラーになるケース

以下のケースで、書類保存時にエラーが発生します。

・Peppolテンプレートの入力条件を満たさない場合

・アクセスポイントの登録申請を行っていない場合(「申請中」ステータスの場合は保存可)

アクセスポイントの登録申請、住所情報やPeppol ID登録など、別のページで操作が必要な場合にはテンプレートを「税区分プロ」に切り替えて書類を一時的に保存した上で必要な設定を行なった後、再度編集してください。

<詳細設定>

1 常に書類の消費税率を表示:この設定にかかわらず、PeppolのPDF出力には消費税率が必ず表示されます。

2 消費税率ごとに明細表を分けるチェックなしのみ可。チェックを入れると書類保存時にエラーが表示されます。

<書類上の項目>

1 宛先/ 送付者の住所:必ず以下の条件を満たす連絡先情報を選択してください。

日本の住所情報が登録されている連絡先、自社連絡先

・郵便番号:7桁

日本以外の住所が設定されている場合や住所登録がない場合、郵便番号が7桁でない

場合には書類保存時にエラーが表示されます。

2 「請求期間開始日」と「請求期間終了日」:Peppolテンプレートを選択すると、追加される項目です。(現在Peppolテンプレートのみで利用可)

どちらも空欄になっていると、書類の保存時にエラーが表示されます。

3 自社名・ 登録番号:他のテンプレート使用時と異なり、自社設定上の登録内容ではなく、「Peppol登録情報」にある自社名と登録番号(アクセスポイント登録時に登録した情報)が適用されます。

※書類作成・編集画面上では自社情報に登録されている自社名が表示されます。

書類上に実際に表示される自社名は編集画面下部の「Peppol専用項目」上で確認することができます。

4 通貨日本円(JPY)のみに対応しています。他の通貨を選択すると、書類保存時

にエラーが表示されます。

5 明細:必ず入力してください。空欄の場合には書類保存時にエラーが表示されます。

6 行タイプ「明細」「簡易明細」行のみ指定可能です。「見出し」「小計」行を選択すると書類保存時にエラーが表示されます。

7 単価・数量:必ず正の値のみ入力してください。マイナスの値を入力すると、書類保存時にエラーが表示されます。

8消費税:旧税区分、税込設定には対応していません。設定すると書類保存時にエラーが表示されます。

9 源泉徴収税:必ずチェックを外してください。チェックを入れると書類保存時にエラーが表示されます。

10 小計/ 消費税/合計金額(自動計算をOFFにしている場合):Peppol送信の場合、アクセスポイントにてPeppol規格の計算チェックが行われます。

小計/ 消費税/合計金額の計算が異なる場合には書類送信時にエラーが発生しますので、必ず正しい値を入力してください。

11 Peppol専用項目:Peppol書類上に表示される自社名、振込先情報が表示されます。

※Peppol適格請求書テンプレートでは、書類ごとに振込先の指定ができません。「自社情報」上で設定した内容が自動的に引用され、「Peppol専用項目」に表示されます。

書類上の振込先情報の設定方法については「自社情報の設定を行う」を参照してください。

<書類の表示設定>

1 テンプレート[日] Peppol適格請求書(英語表記:[JA] Peppol Qualified Invoice」)を選択してください。他のテンプレートを選択すると、Peppol送信で書類の送付ができません。

ユーザー定義テンプレートなど、カスタムテンプレートには対応してません。

2 プレビュー:Peppolネットワークで取引データが送信される際には、PeppolのXMLデータが取引先に送信されますが、同時にPDF形式での出力内容も保存されます。そのため、Peppolテンプレート適用時にもここからPDFのプレビューが可能です。

※書類の表示設定:PeppolテンプレートはPeppolの基準を満たすようデザインされているため、他のテンプレートと違いテンプレート選択のドロップダウンの下に「⚪⚪︎を表示」などの表示オプションはありません。


2. Peppol送信で書類を送付する

◾️ Peppol送信で書類を送付する方法

「送付前確認」画面で「Peppol送信」を選択して書類を送付すると、作成した書類がXMLデータに変換され、取引先へ送信されます。

具体的な書類送付手順については「書類を送付する」を確認してください。送付を予約したい場合には「送付予約をする」の手順に従って操作してください。

注意:

・他の送付方法との併用:Peppol送信とその他の送付手段(セキュア送信/ 郵送代行/ 取引先受信箱へ送信)を複数選択し、書類を送付することが可能です。他の手段で送付する場合、PDFの内容が送信されます。

(MakeLeapsで標準提供している送付手段の詳細については、「MakeLeapsのシステムから書類を送付する方法」を参照してください。)

・送付依頼で「Peppol送信」を選択すると、その送付依頼にはPeppolテンプレートが適用された書類しか追加できなくなります。

たとえば、以下の書類やファイルを追加するとエラーが発生し、送付依頼が実行できなくなります。

  • Peppolテンプレート以外が適用された書類

  • 外部PDFもしくはZIPファイル

◾️ Peppol送信後のキャンセルについて

  • Peppolの仕組み上、基本的にはMakeLeapsからPeppol送信した書類のキャンセルはできません。必要に応じて取引先へ書類の取消を依頼してください。

  • MakeLeapsの現状の仕様上、Peppolテンプレートでマイナスの請求書を作成することができないため、マイナス書類発行・送付による送付済み書類の相殺も不可となります。


3. Peppol送信後の書類を確認する

◾️書類一覧から送付ステータスを確認する

書類一覧画面上のアイコンで、Peppol送信のステータスを確認することができます。

  • Peppol送信済み

  • Peppol未送信

※「参照済み」ステータスについて

Peppolネットワークの仕様上、Peppol送信された書類が取引先に参照されたかをステータスで確認することはできません。

※「送信済み」のステータスについて

Peppol送信における「送信済み」ステータスは、Peppolデータが4コーナーモデルのC3に届いたことを示します。

◾️ 送付履歴を確認する

他の送付方法と同様に、送付履歴、PDFの確認も可能です。

送付履歴の確認方法については「書類の送付履歴を確認する」も併せてご確認ください。

<書類表示画面>

<送付履歴画面>

<発行書類控え画面>

PDFの内容が電帳法の発行側の記録として「発行書類控え」に保存されます。

保存された「発行書類控え」はRICOH 証憑電子保存サービスへの連携も可能です。

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