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1. 書類・書類番号に日付の変数を設定する
MakeLeapsでは、定型パターンや基礎書類番号に日付の「変数」を設定しておくことができます。
「変数」を設定しておくと、書類作成時に書類の発行日を基準とした日付情報が反映され、例えば以下のような場合に活用することができます。
書類番号に発行日に応じた年月を設定したい
案件名に対象月を記載したい
◾️変数が利用できる箇所
定型パターン
書類番号
案件名
詳細
備考
書類番号
基礎書類番号
定型パターン上の書類番号
※書類番号については使用できる文字・文字数に制限があります。
2. 変数の設定方法
◾️原則ルール
@(date[変数])と表記し[変数]の部分に任意の変数を入力してください。
英語表記としたい場合には変数の直前に%enをつけてください。
変数は「書類の発行日」を基準に変換されます
※正確に入力しないと正しく書類に反映されませんのでご注意ください
※書類中で変数を使用した箇所は、書類が保存された時点で実数となります。
◾️基本的な変数
表示内容 | 変換前 | 変換後 |
年(yyyy) | %Y | 2023 |
年(yy) | %y | 23 |
月(mm, 0なし) | %m | 1 〜12 |
月(mm, 0あり) | %M | 01 〜12 |
日(dd, 0なし) | %d | 1〜31 |
日(dd, 0あり) | %D | 01 〜31 |
英語(省略) | %enm | Jan |
英語(通常) | %enM | January |
◾️変数の活用例(発行日=2023年1月1日の場合)
表示タイプ | 変換前 | 変換後 |
年月日 | @(date) | 2023-1-1 |
年月日 | @(date|%Y年%m月%d日) | 2023年1月1日 |
年月 | @(date|%Y年%m月) | 2023年1月 |
先月分 | @(date-1M|%m月分) | 12月分 |
今月分 | @(date|%m月分) | 1月分 |
来月分 | @(date+1M|%m月分) | 2月分 |
四半期分 | <@(date|%Y年)>@(date|%m月)-@(date+3M|%m月分) | <2023年>1月-4月分 |
年月(英) | @(date|%enM %Y) | January 2023 |
年月- 年月(同年・英) | @(date|%enm %Y) - @(date+2M|%enm %Y) | Jan 2023- April 2023 |
年月- 年月(翌年・英) | @(date+3M|%enM %Y) - @(date+15M|%enM %Y) | April 2023 - April 2018 |
※注意:「+◯M」を使用する場合
[年]と[月]の数式 ( )を二つ連ねると[月]の変動に[年]が連動しません。
例えば、年を跨ぐ日付を書類上に設定する場合に想定通りに西暦が表示されなくなるため、[年]と[月]は同じ数式内におさめてください。
例:
書類発行日: 2022年12月1日
変数で表示したい日: 2023年2月1日
①数式を [年] [月]に分割する場合
変換前:@(date|%Y年)@(date+2M|%m月度)
変換後:2022年2月度
→「+2M」の影響範囲が西暦をしめす「@(date|%Y年)」に及ばないため、西暦が繰り上がらない
②数式を1つにまとめる場合
変換前:@(date+2M|%Y年%m月度)
変換後:2023年2月度
→西暦をしめす「%Y年」が同じ数式内におさまっているため、西暦が正確に繰り上がる
3. 書類番号に変数を設定する
◾️書類番号への変数の活用例(発行日=2023年1月1日の場合)
表示タイプ | 変換前 | 変換後 |
年_001 | @(date|%Y)_001 | 2017_001 |
年月_001 | @(date|%y%M)_001 | 1701_001 |
書類番号に変数を設定する場合には、書類番号設定の仕様に関連した以下の制限があります。
書類番号は半角英数字と記号のみ使用可能です
理由: 書類番号上では全角文字が利用不可のため。
書類番号の場合には「@(date)_001」「 @(date)-0001」など、変数に続く番号や記号の設定を行ってください。
理由: 書類番号上では、書類番号の最大値に加算する形で採番処理が行われます。付随する番号がないと日付部分が1繰り上がった形で採番されるため。